日 時 |
2007年7月12日(木) 18:00〜(開場17:30) |
場 所 |
京都造形芸術大学 人間館1階 NA102教室
(京都市左京区北白川瓜生山2−116 TEL 075−791−9124) |
テーマ |
「近代京都の改造と都市景観」 |
講 師 |
伊藤之雄 様 (京都大学教授) |
内 容 |
明治中期の京都市は、東京市・大阪市と並ぶ三大都市の1つであった。しかし、市民は京都市が「三都」から没落しかねないという強い危機感を持っていた。伝染病が毎年のように流行し、工業用電力も不足の状態。京都電気鉄道の市街電車は狭軌で車体が小さくスピードも遅く、交通手段としては不十分であった。
そんな中、京都市は日露戦争後に三大事業という都市改造事業を行う。それは、第2琵琶湖疏水を作り、道路を拡築して広軌で車体の大きい市電を走らせ、上水道を新設する事業であった。それまで江戸時代の延長にあった京都市の都市景観は、この事業によって一変することになる。これら一連の経緯を紹介し、第一次大戦後の景観にも言及してみたい。 |
参加費 |
無料 |
お申し込み |
FAXまたは郵便で7月9日(月)までにお申し込みください。 |
申込先
お問い合わせ |
国際京都学協会事務局
〒604-8383 京都市中京区西ノ京小堀町2−53
TEL 075−813−1003 FAX 075−812−3555 |
主 催 |
国際京都学協会 |
共 催 |
京都造形芸術大学・京都文芸復興倶楽部 |